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2011年6月22日(水) 第11回サポート講習会

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あいであ亭教楽さん講演の様子1

あいであ亭教楽さん講演の様子1

あいであ亭教楽さん講演の様子2

あいであ亭教楽さん講演の様子2

講師

あいであ亭教楽さん

日時

2011年6月22日(水) 18時30分~

場所

NPO法人日本バリアフリー協会 アネモネカフェ

内容

知的財産(特許・商標)入門セミナー

 

1.ネーミングやロゴデザインには力がある!

*ネーミング*
「フレッシュライフ」という抗菌靴下のネーミングを変更→「通勤快足」と命名で10倍の売り上げ
この他にも…
「豆ダッシュ」→「チョロQ」 売上up
「山陽相互銀行」→「トマト銀行」 預金高up
「京浜女子大学」→「鎌倉女子大学」 偏差値up

*ネーミングやロゴには法則がある*
①広告やロゴに子供を使うと安全性をアピールできる
②明るい日常的な表現を使うと心に届くネーミングになる
ex:コンパクトさを強調→「愛情サイズ」 カラフルな色→「しあわせ色」
③若い女性をターゲットする商品はピンクと黒の2色を

 

2.アイデア

・戦略1 周辺開発には力がある
(ex)大発明→洗濯機(Aさん発明) 小発明→ポンプ付洗濯機(Bさん発明)
大発明をしたのはAさんだが、ニーズと共に周辺開発されたものに需要が集まっていくため、小発明も大発明と対等の存在になれる。

・戦略2 小さなアイデアを特許に
(ex)預金通帳:「通帳の内側にカードを収納するポケットを付けた」→これだけではダメ
↓ここから欠点を探す
欠点:カードの抜き忘れでATMに入れると機械が壊れる
改善策:カードの収納位置をずらして通帳からカードがはみ出すようにする→特許取得!
■アイデアの欠点を考えるだけでレベルupしたものができる!!
■小さなアイデアでも諦めない!

・戦略3 お金をかけずにやる気を引き出す
(ex)小林製薬:社員からアイデアを募り、いいアイデアには社長から「ホメホメメール」がくる。
出されたアイデアに対して特許申請も積極的に行っている→今では毎年4万件近いアイデアが!
ネーミングもすごい!(アンメルツヨコヨコ、さぼったリングetc…)
■小さなアイデアを提案してもらい、それを褒める!

 

3.知的財産

①特許制度はアイデアを保護するための制度
→アイデアだが、主に大発明が対象
②実用新案制度はアイデアを保護するための制度
→アイデアだが、主に小発明が対象
③意匠制度とはデザインを保護するための制度
④商標制度とは業務上の信用を保護する制度
→業務上の信用がつくと悪用する人が出てくるので、企業等の業務上の信用を保護するためにある。

 

4.教楽氏が行おうとしている事

*行おうとしていること*
①NPOや障がい者施設から様々なアイデアを集めて企業に提案していく。
そうする事で…NPO→積極的な社会参加ができる、資金調達になる
企業→アイデア不足の解消
②アイデアのコーズブランド
(ex)ボルビック:多くのミネラルウォーターがあるが、どれも似通っているもの。そのため、ボルビックは売り上げの一部を寄付に充てアフリカの人々に綺麗な水を提供するというコーズブランドを取り入れている。
これをアイデアにも応用し、障がい者の人のアイデアで作られた商品に「売り上げの一部を障がい者団体に寄付します」というようなコーズブランドを取り入れる。

 

5.質疑応答・その他のアイデア

*質疑応答*
・実用新案登録中とは?→企業としては他の企業への威嚇のつもりで出している。
・「アクセスジャパン」とHP検索すると10件ぐらい出るが、他の企業から訴えられる事はあるのか?
→同じような企業内容で企業名が同じ「アクセスジャパン」だった場合はそうなる事も考え得る。
・GCもイベントで商標権を持っているが、一部の分野だけでなく、全部の分野の商標権を取った方が良いのか?
→使わない分野まで取っていると後で取り消しされることもあるので、使う分野だけでいい。

*その他のアイデア*
・ディズニーではトイレに鏡がない→鏡を見ると現実の世界に戻ってしまうから
・シンデレラ城に行く直通ルートがない→狭い敷地を広く見せるため
・調味料が売れなくなった→調味料の出るの穴を大きくして振って出る量を多くした
・事故が多発する道路→センターラインを取る(対向車がくるかもしれないという不安心理を利用)

 

アイデアは何かを「足す」だけでなく、「引く」ことも重要